ビタミンK、心臓病のリスク因子に効果なし?!

ビタミンE (トコフェロール)

健康オタクのみんなー!聞いてくれー!

最近話題のビタミンK、実は心臓病のリスクにはあんまり効果がないって、最新研究でわかっちゃったんだって!

今回は、その衝撃の論文について、わかりやすく面白おかしく解説していくよ!

ビタミンKってそもそも何?

みんな、ビタミンKって知ってる?

血液を固めるために必要な栄養素で、納豆とか、緑黄色野菜にいっぱい入ってるんだよ!

健康に良いイメージしかないけど、今回の論文によると、

心臓病のリスク因子である、体重、BMI、血圧、CRP、血糖値、脂質には、ほぼ効果なし

という結果が出ちゃったんだって!

論文の内容を詳しく見ていこう!

この論文、17個ものRCT(ランダム化比較試験)をメタ分析した、かなり信憑性の高いものなんだって!

対象になったのは、40.25歳から70.18歳までの男女で、ビタミンKを4週間からなんと144週間も摂取し続けたグループと、プラセボを摂取し続けたグループに分けて、比較検証したんだってさ!

で、気になる結果はというと・・・

●血糖値(グルコース)、インスリン、HbA1c、体重、BMI、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド(TG)、CRP、血圧(収縮期血圧と拡張期血圧)・・・全部、有意な差は認められなかったんだって!

唯一、HOMA-IR(インスリン抵抗性)有意に低下したみたいだけど、他の指標には全く影響がなかったってことは、ビタミンKだけじゃ、心臓病のリスクを減らすことは難しいってことみたいだね。

でも、なんでビタミンKが効かないの?

論文では、ビタミンKが心臓病のリスク因子に効果がない理由については、はっきりとしたことは言及されていなかったみたい。

ただ、いくつか気になる記述があったから、紹介するね!

●ビタミンKの摂取期間や摂取量の違いが、結果に影響を与えている可能性がある。

●遺伝的な違いや年齢、身体活動量、体重などの個人差が、結果に影響を与えている可能性がある。

●ビタミンKの代謝経路には、CRP以外の炎症マーカーも関与している可能性があり、CRP値だけでは、ビタミンKの効果を十分に評価できない可能性がある。

つまり、まだまだ研究が必要ってことだね!

ビタミンK、もう摂らなくていいの?

ちょっと待って!

今回の論文の結果だけを見て、ビタミンKの摂取をやめるのは早すぎるよ!

ビタミンKは、血液を固めるために必要不可欠な栄養素だし、骨の健康にも良い影響を与えるって言われているよ!

それに、今回の研究では、心臓病のリスク因子への効果は限定的だったけど、他の健康効果については、まだ分かっていないこともたくさんあるんだ!

だから、バランスの取れた食事を心がけて、ビタミンKもしっかり摂取するようにしようね!

まとめると・・・

●ビタミンKは、心臓病のリスク因子である体重、BMI、血圧、CRP、血糖値、脂質には、有意な効果は認められなかった。

●ただし、HOMA-IR(インスリン抵抗性)は有意に低下した。

●ビタミンKは、血液凝固や骨の健康に重要な栄養素であるため、摂取を控える必要はない

●バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンKもしっかり摂取しよう!

今回の論文の結果は、ちょっとショッキングだったけど、健康のためには、まだまだ知らないことがたくさんあるんだね!

これからも、新しい情報に注目して、健康的な毎日を送りたいね!

PMID:38282652

コメント

タイトルとURLをコピーしました