皆さん、こんにちは！
エナジードリンク、大好きですか？
疲れた時に飲むと、シャキッとしますよね!
でもちょっと待って、そのエナジードリンクに入っている成分、本当に安全かご存知ですか？
今回は、なんと！あの有名な科学雑誌「Nutrients」に掲載された論文を元に、エナジードリンクの主要成分であるビタミンB群とグルクロノラクトンの秘密に迫ります！
難しい話は抜きにして、解説していくので、最後までお付き合いください！
ビタミンB群って、そもそも何者？
ビタミンB群は、全部で8種類！
私たちの体の中で、エネルギーを作り出すためにとっても重要な役割を担っています。不足すると疲れやすくなったり、肌荒れしたり…
「でも、ビタミンB群って体に良さそうじゃん？」と思ったそこのあなた！
その通り！ビタミンB群は健康を維持するために必要不可欠な栄養素です。
しかし！どんなものでも、摂りすぎは禁物！
実は、エナジードリンクには、このビタミンB群が、推奨量をはるかに超えて含まれていることが多いんです！
エナジードリンクの過剰摂取で何が起きるの？
論文によると、ビタミンB群を過剰摂取すると、以下のようなリスクがあると言われています。
●ビタミンB2（リボフラビン）：細胞の機能不全、結腸がんリスク増加の可能性
●ビタミンB3（ナイアシン）：肝毒性、低血圧、臓器障害、インスリン抵抗性、β細胞への悪影響
●ビタミンB5（パントテン酸）：下痢、消化管機能障害、認知機能障害の可能性、特定の薬との相互作用
●ビタミンB6（ピリドキシン）：末梢神経障害、感覚神経障害、骨の痛み、知覚過敏、しびれ、光線過敏症
●ビタミンB12（コバラミン）：不安、動悸、顔面紅潮、頭痛、固形がん発生率増加との関連性
「ええっ！？」と驚いた方もいるのではないでしょうか？
論文では、これらのリスクは、エナジードリンクに含まれる高用量のビタミンB群が原因である可能性を示唆しています。
グルクロノラクトンって、一体何者？
グルクロノラクトンは、ブドウ糖から作られる天然の化合物です。
肝臓の解毒作用を助ける効果や、疲労回復効果があると期待されています。
しかし！
グルクロノラクトンは、まだ研究が進んでいない成分のため、その安全性についてははっきりと分かっていません。
論文では、動物実験の結果として、腎臓の炎症を引き起こす可能性も示唆されています。
エナジードリンクとの上手な付き合い方
「もうエナジードリンク飲めないじゃん…」と思ったそこのあなた！ご安心ください！
論文は、エナジードリンクの危険性を訴えるものではありません。
適切な量を摂取すれば、一時的な疲労回復効果や集中力向上効果も期待できます。
重要なのは、エナジードリンクとの上手な付き合い方です！
●飲み過ぎない：1日に何本も飲むのは絶対にNG！
●成分表示をチェック：ビタミンB群やグルクロノラクトンの含有量を確認しましょう！
●子供や妊婦さんは要注意：成長期のお子さんや、妊娠中の方は特に注意が必要です！
エナジードリンクは、あくまでも「ドリンク」。
お水やお茶を飲むように、ゴクゴクイッキ飲みするのは危険です！
まとめ
今回は、エナジードリンクの成分について、論文を元に解説しました！
エナジードリンクは、正しく飲めば便利な飲み物です。
しかし、過剰摂取は健康リスクを高める可能性も…
成分やリスクを正しく理解して、エナジードリンクと上手にお付き合いしていきましょう！
PMID:38201854
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