皆さんは「ビタミンC」と聞いて、何を思い浮かべますか?
「風邪予防!」「美容にいいんでしょ?」
もちろん、それも正解!
でも実は…最新の研究で、ビタミンCが歯周病予防にも効果がある可能性が示唆されているんです!
今回は、そんな驚きの研究結果をお届けします!
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯茎や歯を支える骨が破壊されてしまう病気です。
進行すると歯が抜け落ちてしまうことも…
日本人は、成人の約8割がかかっているとも言われており、他人事ではありません!
ビタミンCと歯周病の関係は?
ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。
コラーゲンは、歯茎や骨を健康に保つためにとっても重要!
さらにビタミンCには、抗酸化作用もあるんです!
歯周病の原因となる炎症を抑えてくれる働きも期待されています。
最新研究でわかったこと
2024年8月に発表された論文では、ビタミンCと歯周病の関係について、過去14年分の研究結果をまとめた結果、興味深い事実が明らかになりました!
なんと、ビタミンCを十分に摂取している人ほど、歯周病のリスクが低いという結果が出たんです!
論文によると、ビタミンC摂取量が多いグループは、少ないグループに比べて、歯周病リスクがなんと1.52倍も低かったそうです!
さらに、この論文では、ビタミンCが歯周病に効果があると考えられるメカニズムについても詳しく解説されています。
●コラーゲンの生成促進: ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるため、歯茎を丈夫にしてくれます。
●抗酸化作用: 歯周病の原因となる炎症は、活性酸素によって悪化します。ビタミンCの抗酸化作用は、この活性酸素を除去してくれるため、炎症を抑える効果が期待できます。
●免疫力アップ: ビタミンCには、免疫細胞の働きを活性化する効果もあるため、歯周病菌への抵抗力を高めてくれると考えられています。
ビタミンCをたくさん摂ればいいの?
「じゃあ、ビタミンCをたくさん摂れば、歯周病にならないってこと…?」
そう簡単にはいかないのが、難しいところなんです。
今回の研究では、ビタミンCと歯周病の関係性が示唆されたものの、すべての人に同じ効果があるとは限りません。
個人差や生活習慣、他の栄養素との関係なども考慮する必要があるんです。
まとめ
今回の研究結果から、ビタミンCが歯周病予防に役立つ可能性があることがわかりましたね!
ただし、ビタミンCだけを過剰に摂取すれば良いというわけではありません。
バランスの取れた食事を心がけ、歯磨きなどの適切なデンタルケアを行うことが大切です!
気になる方は、歯科医師に相談してみるのも良いでしょう。
このブログが、皆さんの歯の健康に役立つことを願っています!
PMID:39201285
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